こんにちは!株式会社Snowdropの藤高です!
「営業改革のためにSalesforceを導入したのに、現場が全然使ってくれない…」 「結局、Excel管理に戻ってしまった」 「データが古すぎて、ダッシュボードが機能していない」
毎月安くはないランニングコストを支払っているにもかかわらず、このような状況に陥っている企業は少なくありません。実は、Salesforceの導入に失敗する企業には、共通する「3つの原因」があります。
本記事では、多くの中小企業・スタートアップがつまずくポイントと、今日からできる対策について解説します。
原因1:入力項目が多すぎて、現場が疲弊している
導入時によくある最大の失敗が、「あれもこれも分析したい」と欲張って入力項目を増やしすぎることです。
経営陣やマネージャー層からすれば「詳細なデータが欲しい」と考えるのは当然ですが、実際にデータを入力するのは忙しい営業担当者です。 1件の商談を入力するのに何十個もの項目を埋めなければならないとなれば、後回しにされ、最終的には入力されなくなります。

【対策】「必須項目」を限界まで減らす
まずは**「本当に入力が必要な項目」**を見直しましょう。
- そのデータは今すぐ分析に使いますか?
- 「あとで使うかもしれない」で項目を作っていませんか?
最初は「取引先名」「金額」「フェーズ」「完了予定日」など、最低限の4〜5項目からスタートするくらいが丁度良いのです。まずは「入力する習慣」をつけることを最優先し、定着してから徐々に項目を増やしていくのが成功の近道です。

原因2:現場にとってのメリット(=楽になること)がない
「Salesforceに入力しても、上司の管理に使われるだけで自分たちにはメリットがない」と現場に思われてしまうと、定着は困難です。
日報作成のために別途メールを書いていたり、見積書をExcelで別作成していたりしませんか?これでは二度手間になり、Salesforceが単なる「負担」になってしまいます。

【対策】Salesforceを使うと「仕事が楽になる」仕組みを作る
現場の担当者が「Salesforceを使った方が便利だ」と感じる仕組みを整えましょう。
- 日報を廃止する: Salesforceに入力すれば、それがそのまま日報になるようにする。
- 帳票発行をワンクリックで: ボタン一つで見積書や請求書が出力できるようにする。
- スマホ活用: 移動中にスマホから活動記録を音声入力できるようにする。

「管理のためのツール」ではなく「営業担当者を助けるツール」へと認識を変えることが重要です。
原因3:メンテナンスする「専任管理者」がいない
実はこれが、中小企業において最も深刻な原因です。
初期構築をベンダーに任せて納品された後、「あとは社内でやってください」と言われて放置されていませんか? Salesforceは導入して終わりではなく、運用しながら会社に合わせてカスタマイズし続けることで真価を発揮します。しかし、多くの企業では以下のような状態に陥りがちです。
- 担当者が「兼任」で忙殺されている: 営業部長やシステム担当者が片手間で管理しており、設定変更の時間が取れない。
- 詳しい人が辞めてしまった: 設定内容がブラックボックス化し、怖くて触れない。
- 相談相手がいない: ちょっとした修正をしたいだけなのに、ベンダーに頼むと高額な見積もりが来る。

【対策】「外部のプロ」をチームに迎え入れる
専任のSalesforce管理者を正社員として採用する場合、年収600万〜800万円程度のコストがかかる上に、採用自体が非常に困難です。
そこで検討したいのが、**「Salesforce管理者代行(アドミン代行)サービス」**の活用です。

正社員を雇う数分の一のコストで、プロのエンジニアが御社のSalesforceチームとして機能します。「入力項目を減らしたい」「レポートを作ってほしい」といった要望を投げるだけで、設定や改善を代行してもらうことが可能です。
株式会社Snowdropが「定着化」を支援します
Salesforceが使われない原因のほとんどは、ツールの問題ではなく「運用体制」の問題です。
株式会社SnowdropのSalesforceアドミン代行サービス「アドミル」は、月額100,000円からの定額制で、御社のSalesforce運用を強力にバックアップします。
Snowdropを選ぶメリット
- チャット相談無制限: 「これどうやるの?」という小さな疑問もSlack等で即解決。
- 教育・定着化も支援: 設定代行だけでなく、社内向け勉強会の実施などもサポート。
- 中小企業に特化: 高額なコンサルティングではなく、現場目線の実務的な支援を行います。

「せっかく導入したSalesforceを、宝の持ち腐れにしたくない」 そうお考えの担当者様は、ぜひ一度Snowdropにご相談ください。まずは御社の現状の課題をヒアリングさせていただき、最適な運用プランをご提案します。
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